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by tango

自転車のルール

なんで今更というか、なんか子供に説教しているみたいになっちゃいそうだけど…。
意外と知らない人も多いので、大切な所をちょっとだけ。

  1. 自転車は、車道を走りましょう。
    歩道の道路標識に、「自転車走行可」と但し書きしてある場合は、歩道も徐行して走る事ができます。
    当然ですが歩道を走る場合は、歩行者が優先です。狭い歩道や、子供やお年寄りがそばにいる場合は押して歩くくらいの余裕が欲しい物です。

    私が時々使うバス停は坂の途中にあるのですが、いつも鼻先数十センチの所を坂を下って来た自転車が通り過ぎます。見ていると、老若男女、ほとんど減速してませんね。
    このバス停は、病院に通うお年寄りの利用者が多いので、いつか事故が起きるのではないかと心配になります。
    もしかしたら、私の知らないところですでに事故が起きているのかもしれませんが…。

  2. 車道を走行する場合は、道路の左端を走りましょう。
    正式には、路側帯ではなく、車道の左端です。
    車道の右側を逆走している人をよく見かけますが、危険ですので止めて下さい。理由を聞くと「後ろから来る自動車が見えない。」「前から来る自動車はよく見えるので避けられる。」などと言いますが、対面での衝突は、自分のスピード+相手のスピードのダメージがあります。
    また、前から逆走車が来て対面すると、大抵の場合逆走車は、路側帯側に避けようとします。そのため、こちらはあなたを避けるために大きく車道側にはみ出さなくてはなりません。勘弁して下さい。

    また一方通行も、標識に「自転車は除く」等の但し書きが無い場合は、逆走は出来ません。

  3. 夜はライトを付けましょう。
    自分は夜でも見えるから良い等と言う人もいますが、こちらからあなたが見えないので困ります。

    ライトの色は、前は、もしくは黄色のライトを、後ろは赤色のライトまたは反射板を付けて下さい。
    たまに見かけますが、前に赤色、もしくは、後ろに白色を付けている人。あなたがどちらに向かっているのかわかりません。
    うっかりすると、倍のスピードで正面衝突です。

  4. 信号は守りましょう。
    自転車は信号を守らなくても良いと、本気で思っている人がいるみたいです。
    こういったルールは、皆が意識しないと成立しません。

私は、自転車で車道を走るときは、車道を自動車とシェアリングしながら走っているつもりです。
普段自動車も運転しますので、自動車側の立場も理解しているつもりです。
ですから、車道のルールを守りますし、自動車から理不尽な扱いを受ければ当然抗議もします。

少し前に、「警察が自転車を車道から追放しようとしているらしい。」という話があり、自転車関係の各コミュニティーでは大騒ぎになりました。
結局、今のところは、この目論見は失敗した(いろいろな活動が功を奏した。)様で、事態は私らからすれば良い方向に進んでいる様にも思います。

ただし、車道のルールを守らない自転車が車道にあふれてくれば、これが口実となり、規制へと向かう事になってしまう恐れがあります。

自転車の位置付けを考えた場合、私の場合は、[歩行者] — [自転車、自動車] となり自転車は、自動車の側に入ります。
普通に自転車を利用している人は、たぶん、[歩行者、自転車] — [自動車] という括り方で考えている人がほとんどなのだと思います。

歩行者の延長のつもりで、あまり意識をしていないのだろうとも思いますが、もしこれを読んだなら少し意識をしてもらえるとうれしいです。

でも、こんな事書いてると、自分もなんか年くったなぁ…..、と。

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