ネコ肌
猫舌(ネコジタ)という言葉は、よく使いますよね。ちなみに、私は猫舌です。
今回は「ネコ肌」。
うちのタンゴ(黒ネコ)がいなくなってから、なかなか気軽にネコに触れなくなりました。
恵比寿の駅のそばにある私の事務所の近所には、通称(勝手命名)ネコランドのようにのら達はいっぱいいるのですけど、連中は日夜戦いを繰り広げている(多分駅の駐輪場で)らしく、あまり人に懐いていないので、この連中は遠くから観察しているだけです。
自宅の近所のネコに愛嬌のあるのが一匹おりまして、まあ多分食べ物をねだっているんでしょうけど、いつも同じ所にいるので、買い物に出た時にはいつも寄るようにして、ちょっと触らせてもらってます。
まあ、これは、ネコの毛並みを感じている訳です。
ネコ肌ってのは、ネコの地肌です。うちにいたタンゴは、小さい頃に首輪をしつけてずっと、物は変わっても着け続けていたので、首の所が毛が薄くはげてきていました。
この首輪を外して、このはげた所のネコ肌が、何んとも言えない妙な感触なんです。
微妙なしっとり感で、言葉にすると「ねちょ」っと言うのかな、違うなぁ、う〜ん。
すごく肌理の細かいスウェード、もしくは鹿革、セーム革に適度に油が乗った(しみた)様な感じ。
戻した高野豆腐を煮付けて縮んで締まった様な、そう、昔子供の頃、蚊に刺されると付けていた瓶入りのキンカンの塗り口、かな。
去年ネコランドで生まれた子ネコに、生まれながらに毛が全くの無い(スフィンクスというネコ種がありますね。)のがいたのですが、やっぱり弱かったらしく他の兄弟達より成長が遅く、すぐにいなくなってしまいました。多分カラス達の仕業だとは思います。
これが大きくなっていたら、全身この手触りだったのかなぁと、ふと思い出し、ちょっと駄文を書きました。
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